KOF XIII のストーリーその1

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こんにちは、yuzukoです。
第2回ロケテストも告知され、また『KOF XIII』をプレイできる日が待ち遠しいですね。

さて、パニール君から「次回はストーリーについて」と無茶ブリがきちゃいました―
急遽開発ルームのドアを叩き、突入！プロデューサーの久木野さんと、イベントの記事の際にコメントをもらったアートディレクターの山口さんにお話をうかがいました。もちろんこの時期ですから、残念ながら詳しいことはまだお答えできません。

が、色々お聞きしてみました･･･

―では早速ですが、アッシュ編が完結を迎える『KOF XIII』ストーリーについて。三種の神器「八咫」「八尺瓊」の力を次々と手に入れた“アッシュ”の真の目的は？謎の主催者『R』って誰なんでしょう？各チームを待ち受ける運命は！？せめてどんな感じか…感触だけでもいいですから。お願いですから教えて下さいっ！

久木野
yuzukoさん、はじめからアツいですね。すべてお答えするのはやはり難しいのですが、アッと言ったり、ハラハラしたり、ニヤッとしたり、ハァァ～となったり。きっと色々考えるところが多い展開がありますよ。衝撃のエンディングが待っているのは確かです。解釈は人それぞれによる部分もあるかと思います。余韻にひたり、さらに想像を膨らませてしまうところも多く出てくるでしょう。
また、私たちは単にストーリーを“作る”というよりも、感覚としては、私たちもストーリーの中に“いる”ような気持ちで開発しています。このシリーズの長い歴史の中で“アッシュ編の完結”という節目をユーザーやファンの皆さんと共有しつつ迎えられるのは、開発側にとっても大変喜ばしいことです。
それから…うーん、ストーリーから連想されるカラーは―
やはり黒でしょうか。ゲーム全体の感じからも分かると思います。あんまり言えないですが…イメージとして、とにかくシックで壮大なストーリーになりますね。

―漠然とですが、だいたい、何となく分かりました。とにかく楽しみですね。それでは、『KOF XIII』での「アッシュ」の参加目的は？

山口
とにかく力を集めているんです。次の狙いは…
意表をつく展開になるかも。あぁ、ごめんなさい！これ以上はまだいえません。

―あれ、もうちょっとだったのに。「アッシュ」はKOF（格闘ゲーム大会）に選手として参加するんですか？その場合、チームメイトはどうなるんですか？エリザベートチームはもう定員いっぱいだし…

山口
今回のXIIIで実施されるKOFには参加することはないので、「アッシュ」はチーム参加してないんです。ですので、ゲームで使用する際はエディットキャラになっています。

―今回のキャラ参戦（チーム構成）はどのような経緯できまっていったのでしょうか？

久木野
今作ではとことん“KOFイズム”を追求しています。ですから、キャラも“KOF”に欠かせないキャラ、そしてユーザーの方から人気が高いキャラクターの中から選出しています。また、プレイヤー同士のかけひきを実現するため、単にビジュアル的な表現上の観点だけでなく、対戦格闘ゲームのプレイヤーとしてのキャラクターの存在感を考えた上で決定しています。

山口
そう、そうなんです！バラエティに富んだキャラがいるというのがまさに“KOF”なので。そういうオリジナリティーを大切にして取り組んでいます。
余談ですが、個人的には「鎮」をどうかお忘れなきよう、お願いしたいです。酔拳使いなので、飲めば飲むほどどんどん赤くなっていくんです。（ちょっとやりすぎたかなとも思っていますが）ぜひ使ってみて頂ければうれしいです。

―「アッシュ」以外でストーリー上重要なキャラや注目してほしいキャラは？

山口
「アッシュ」の幼馴染でお姉様的存在の「エリザベート」が重要ですね。本作ではCPU戦でキャラクター同士の掛け合いが確認できます。「アッシュ」と「エリザベート」との掛け合いに注目です。くまなくチェックしてください。
それから…彼女はフランス人にも関わらず、難しい四文字熟語をよく発しています。これまでのKOFの勝利メッセージの中でも言っていて、元来そういうキャラなんですが、今作ではさらに四文字熟語の内容＆ボリュームもパワーアップ！これは結構ツボにはまりました。

―そうなんですね。それでは、ちょっとここで一息。「エリザベート」の四文字熟語講座を開催してみましょう。

LESSON1：「勇往邁進（ゆうおうまいしん）」