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KOF XIII のゲームモード

こんにちは。もう6月ですね。
今回は、チーム紹介ではなく、“ゲームモード”についてさらに突っ込んだお話を、山本ゲームデザインディレクターに聞いてみました。

―まずは「ストーリーモード」についてです。
プレイ中に次々とお題が表示されていく、「ターゲットアクション」を搭載していますが、これを搭載した理由は?また、これは一人遊びの強化が目的なんでしょうか?

山本:
「ターゲットアクション」を追加した理由は、CPU戦ならでは、CPU戦でしか味わえない遊び要素を入れたかったという事から端を発しています。ただし、CPU戦のみでしか活かせないものだと対戦の際に役に立たないものになってしまう恐れがあり、それは絶対に駄目なので、結果として対戦につながるという目的を果たしています。ですので、単なる一人遊びの追求というわけではありません。
当然、一つ一つコンプリートしていって、ボーナスを得る楽しみもあります。例えば、「点数がいっぱい入る」⇒「スコアが稼げる」:ただ単にコンボを決めるだけでなく、イベントに合わせてボーナスポイントが加算されるので、スコア稼ぎができます。こういうところで、対戦を含めた遊び要素が増えるようにしました。
それから、『KOF XIII』で入った新しいシステム(NEO MAX超必やEX必殺技など)に触れる機会を多くしたいというのがあります。「ゲージ(パワーゲージやハイパードライブゲージ)がたまる」:『KOF XIII』はシステム上ゲージが重要なキーとなるゲームですし、これが試合運びの有利・不利に関わってきます。ですから、「ターゲットアクション」を利用して、よりゲームを練習できるようにしています。実践で有利となるコツをつかむためにも、使ってみて頂きたいです。





前々回のロケテより変更したところとして、報酬を得た際にその内容が分かるように表示しています。
この映像だと、ゲージに「+50%」という表示が出て、より分かりやすくなっています。

―バトルスコア(ランク)を追加されていますよね?また、どのようなプレイをすれば、高いバトルスコアを獲得することができますか?
山本:
プレイすることのモチベーションには、対戦時の評価ポイントが必要だと考えています。この評価は試合内容によって与えられるものです。試合の内容をはかるもの、目安となっています。ちなみに、最高評価は「SS」です。
高スコアの秘訣はですね―
『KOF XIII』特有のシステムを使いこなすと評価が高くなります。
特にNEO MAX超必を決めると、評価ポイントが上がります。
その他、体力ボーナス(相手に攻撃を受けずにKO)にも高いスコアが付与されます。
3タテした場合もわりと高いスコアがもらえます。
まとめると、体力、タイム、1キャラで3人抜きというのが高スコアのカギとなります。

――なるほど。やっぱアグレッシブにいかないと高スコアはねらえないのですね~
では、次に「トレーニングモード」についてお聞かせください。

山本:
「トレーニングモード」は、コイン投入後に「(AorBorCorDの)いずれかのボタンを押しながらスタートボタンを押す」と選択できます。
(デフォルト設定で)7分間のという時間の中でCPU(相手側のキャラ)の行動(アクション)を設定し、それに対する練習が行えるというものです。
練習というのは、やはりコンボ含む、ゲージを使ったシステムの練習となるでしょう。
“CPUのアクションをお好みの設定にして、自由に練習ができる”というもので、プレイヤーさん好みのカスタマイズが可能。こういうのはアーケードでは珍しいほうなのかもしれませんが、よく家庭用に入っているのと同様の機能です。

補足情報としては、「トレー二ングモード」中に乱入された場合、トレー二ングプレイ時間が残り少ない場合を想定して、最低保証タイムは3分間とっています。それから、乱入した側からでも勝った場合は「トレーニングモード」のプレイが可能なんです。

―では、実際に「トレーニングモード」でどのような項目が設定できますか?また、設定できる項目を使ってどのような練習ができるか教えてください。
山本:
全部で8項目です。
ACTION (基本操作のうち、ジャンプ、しゃがみ、前進、後退の動作など)
ATTACK (基本操作のうち、パンチ、キック、ふっ飛ばし攻撃など)
COUNTER (ON/OFF)
GUARD (ワンヒットガード、ガードアタック、ガードキャンセルなど)
POWER GAUGE (NORMAL/MAX/0-START)
HYPER DRIVE GAUGE (NORMAL/MAX/0-START)※NEO MAX超必攻略の練習ができる!
DISPALY (ON/OFF)
STUN (ON/OFF)

細かい設定はそれぞれ好みがあると思いますのでお任せするとして―
使い方としてはそれぞれの項目を設定することにより、限定状況を探し、対戦中にたまたま起きる状況や対戦時に想定できることに備えた練習ができるというものです。
おもに対カウンターなどの練習に役立つのではないでしょうか。練習の成果をぜひ実践で反映させて頂きたいですね。

―このような「トレーニングモード」を要望する声が強かったと伺いましたが?
山本:
「トレー二ングモード」は家庭用でいうところのいわゆるプラクティスモードなんですが、これが実現できるよう、アーケードゲームとして可能な限り入れました。ご要望頂いた方々にはご満足いただけると思います。





やりたいことをできるように、基本的に使い方は自由です。(チュートリアルではありません)
好きに練習したいというスタイルをより好む方にはうってつけですし、ちょっとしたコンボ練習にも活かせますよ。
また、この最終目的として、対戦がもりあがるようにしたい。ゲーム自体を攻略しやすくしたい。という開発の希望があるんです。この機能が要望された方々以外にも、あ、こんなのあるんだ。結構使った甲斐あるかもと感じて頂ければ、うれしいですね。



―どうもありがとうございました。いきなり対戦はちょっと…と尻込みしてしまう人向けのものだけではなく、最終的には対戦ということを意識したものなのですね。対戦をより気持ちよくプレイするためにぜひトレーニングモードで練習をして、どんどんプレイして頂きたいですね!!

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