掘り出し：ブログ限定企画！オリジナル描きおろしドットグラフィックスの巻

こんにちは。

突然ですが、久木野プロデューサーが権限をおおいに振りかざし（？）、暴挙に出た模様です。今回はなんと、このブログ限定の描き下ろし企画をお送りします。題して、“このキャラ、『KOF XIII』調のドットグラフィックスで描いたらこんな感じ？！”という、大胆企画！

―このブログが始まってからもう5カ月。あんなことこんなこと色々苦労はありましたが、このようなプレミア感のある単独企画までできるなんて感無量です。それでは、久木野さんにご披露頂きましょう。

久木野：
皆さん、残暑お見舞いというか、酷暑お見舞い申し上げます。闘劇予選にて熱～い闘いをされていますでしょうか？皆さんアツくなっても、忘れずに水分はちゃんと摂ってくださいね。
さて、私のわがままが発端といえば発端ですが、アートディレクターに無理強いし、「みんなこのキャラを見たいはずだ、完全にまで仕上げなくてもいいからちょっと描いてみて！」と、職権乱用してしまいました。一人で楽しむのもバチがあたりそうなので―――そうだ！このブログがあったと。
そこで、今回、限定で公開してしまいます！！

まずはマハラジャ広場ステージでもカメオ出演している「チャン・コーハン」のドットグラフィックスです。今回のKOFにはライデンとホアをまんまとはめたつもりが・・・。これはプレイヤーとして参戦させると、画面がチャンでいっぱいいっぱい、みっちみちになってしまうくらいのボリューム。暑苦しいですね～

＜参考：本作にカメオ出演中の「チャン」＞

さあ、続いては「桃子」と「まりん」。

桃子とまりんファンの皆様、喜んでいただけましたでしょうか？
ゴージャスな舞、クールなレオナ・エリザベート・キング、サディスティックビューティーのマチュア・バイス、キュートなアテナ・ユリ・クーラとくれば、あとはこの２人でしょうか？桃子のふわっとした感じとまりんのすばしっこさが見事に表現されていると思いませんか？

そして、「オズワルド」です。

渋いですな。アイリッシュスタウトビールが生涯の友なので、ほとんど私の趣味で描いてもらいました。天と地を刺す指先に気品が感じられます。渋っ！
あぁこんなの描いてもらったら、実際にゲームに登場させたらどうなるかとか考えが広がってゆきます。皆さんも使ってみたいですか？う～ん、また自ら宿題を作ってしまったな・・・

―久木野さん、ありがとうございます。あんまり権限を振りかざしてばかりいると、また夜中身体中に激痛が走りますよ。
さてさて、今回は実に大盤振る舞い！まだまだ掘り出しものがありました。デモムービーの設定にまた新たな資料が…。ということで、西村さんお願いします。

西村：
皆さん、こんにちは西村です。
ここからは、デモムービーに登場するキャラの設定を幾つか紹介させて頂きます。

まずは今作品の物語の中でも重要なファクターとなる「遥けし彼の地より出づる者達（※注：これらは一部です）」（略してハルケシ、以下同様）の衣装設定のラフになります。
ムービー本編では演出的にローブを着用させている場面が多いので、あまり見る事は出来ませんでしたがキャラ達それぞれの個性に合わせて衣装がデザインされています。一部のキャラに関しては前々作（KOF XI）のエンディングにも登場していましたが、衣装の方は今作品用にデザインし直されています。

次はハルケシ達の中でも中核をなすキャラクターである「牡丹」の設定画になります。
設定画にコメントが書かれていますが「むっちり」「ぽっちゃり」「アジアンビューティー」がコンセプトになっています。ムービー中でも唇の「ぽってり」感、お尻のはみ出具合、ウエストのお肉の乗り具合などにはこだわりが強く見られます。

最後はローズの設定画になります。
大会の主催者としての登場となったキャラクターですが、実はハルケシ達に操られていてその大会自体も彼らの目的の為に開催されたものだったりします。（詳しくはゲーム本編のムービーをご覧下さい。）設定画の時点で「縦ロール」のボリュームが凄いですね。

衣装の設定として決勝時に着ているドレスが普段の赤いバラを連想する物ではなく、青いバラをモチーフにしたドレス（決勝ステージの庭園のバラも青バラ）になっているのはハルケシ達に操られていることを暗にあらわしていたりします。どちらもエレガントでステキですけどね。
普段はプレイヤーキャラと違い大きく取り上げられることの少ないサブキャラクター達なので、今回こういった機会があって紹介出来たのは良かったです。こちらもお楽しみ頂けると幸いです。

―久木野さん、西村さん、どうもありがとうございました！今回は豪華２本立て。怒涛のお宝満載でしたね！
次回は、いよいよ満を持して『KOF XIII』のイラストレーターおぐらえいすけ画伯の登場です。yuzukoさんがおぐらさんに“ネタ頂戴ビーム”を怖いくらいに発しているところを何度か目撃してしまいました。イラスト制作に関してとても濃いお話が聞けるのではと私もワクワクしています。
では、次回もお楽しみに！