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第4回:既存キャラの調整について
皆さんこんにちは。
第4回目の既存キャラ調整をお送り致します。
全4回に渡ってお伝えしてきたキャラ調整、第1回目から3週間に渡ってお伝えしてきたわけですが、いつも書いている通りご紹介しているものは特徴的なもので、記載していない調整点が随所に施されています。ぜひお楽しみに!
さて、調整も最終回となりキャラクターは当然決まっておりますが、ここまできたら最後までやろう!ということで、紹介順番の為だけにランダムセレクトを使用しました。選んでいないキャラクターがでる確率自体が25%未満と大分低い為、先週よりキャラクターセレクトに時間がかかる異常事態に・・・
なお、お伝えするにあたってのルールはこれまで同様、下記の通りです。
(1)技名に強版やEX版などの表記が無い場合は、ノーマル技を指します。
(2)弱パンチを『LP』、弱キックを『LK』、強パンチを『HP』、強キックを『HK』と記載します。
(3)【動】とついているものは、動画にその内容が収録されているものです。
(4)ドライブキャンセルはスーパ-キャンセルを含みます。
また、平常運航にて、山Pには各キャラ調整情報の最後にコメントをして頂きます。
それでは最終回、いっきま~す!
システム
・【動】バックステップが1Fで空中判定になるよう変更。起き上がり時リバーサルでバックステップすることにより起き攻めの回避手段として使えます。
・ガードゲージの回復タイミングおよび回復スピードの調整。攻撃ガード後から回復するまでの速さがAC版より速く、回復スピードはAC版より遅くなっています。
ケンスウ
・【動】『EX版龍爪撃』の発生を早く調整。
・【動】立ちLK→立ちHPの連携攻撃を追加。ヒット後、追撃が可能。
・【動】『神龍凄煌拿』を1F投げに変更。
・【動】『龍爪撃』ヒット時の硬直を必殺技以上でキャンセル可能に変更。
・【動】『超球弾』の硬直時間を減少。
山本P:『神龍凄煌拿』は崩し以外に、『超球弾』を前転してきた相手にも極めて効果的。『超球弾』自体の硬直時間も減少した為、『超球弾』を主力に戦っていけると思います。
『龍爪撃』は各種必殺技で、立ちLK→立ちHPの連携攻撃後は屈みLKや立ちHKで追撃ができます。積極的に狙っていき、前述の『超球弾』と合わせ、距離を意識した戦い方をお勧めします。
ユリ・サカザキ
・【動】『空牙』の移動距離や落下軌道を調整。
・【動】『鳳翼』中の『燕落とし』を特殊追撃判定に変更。
【※特殊追撃判定=通常は追撃不可能な空中の敵に追撃が可能な特殊な判定】
・立ちLKの発生を早く調整。
・【動】ジャンプLPが『ユリ雷神脚』でキャンセル可能に。
・ジャンプ吹っ飛ばしの攻撃判定時間の増加。
・『ユリ雷神脚』の高度制限を緩和。
・【動】『弱版百烈びんた』を1F投げに変更。
・【動】『百烈びんた』をドライブキャンセル対応に調整。但し、EX版は対応していないので要注意。
・『EX版百烈びんた』の攻撃判定出現後から無敵時間が切れるまでの時間を短く調整。
・『覇王翔吼拳』の硬直時間を減少。
山本P:『百烈びんた』が入力するボタンで1F投げ、移動投げ、無敵打撃技とその性能が大きく変わりますので、その場面に合わせた使い分けが必要。使い分けができると強力な武器になりますので、使い込んでみてください。
また、ユリの調整で一番の目玉は『鳳翼』中の『燕落とし』が特殊追撃判定に変更されていること。様々な場面でどんどん追加ダメージを取っていきましょう!
マキシマ
・『M9型マキシマ・ミサイル(試作)』の硬直時間を減少。
・【動】『空中ベイパーキャノン』発生後、その場で落下するように変更。
・【動】通常技のガードポイントでガードした場合、攻撃前にキャンセル可能に変更。
・【動】『EX版マキシマプレス』の追撃判定を強化。吹っ飛ばし攻撃カウンターヒットから追撃ができます。
・『EX版マキシマプレス』ガード時に離れないように調整。反撃を受け易くなっているので要注意。
山本P:『M9型マキシマ・ミサイル(試作)』の硬直が軽減されているので対空の置き技として使用しやすくなり、また『M9型マキシマ・ミサイル(試作)』やジャンプ吹っ飛ばしがカウンターヒット時は『EX版マキシマプレス』で更なる追撃のチャンスになる為、カウンターを確認して追撃を狙うことが可能。的確に追加ダメージを取り、相手にプレッシャーをかけていくのが理想的。
デュオロン
・【動】『EX版幻無拳』ののけぞりを調整。『EX版幻無拳』ヒット後、強攻撃や『弱版呪怨死魂』がコンボになります。
・【動】『EX版捨己従竜』が必殺技以上の攻撃でキャンセル可能に変更。
・【動】『呪怨死魂』のフレーム調整。弱版の発生が早くなっているので連携やコンボに使用し易くなっています。
・【動】『幻無脚』が超必殺技以上の攻撃でキャンセル可能に変更。
・『秘伝・幻夢呪怨死魂葬』のダメージを400⇒448に増加。
山本P:『幻無脚』は単発キャンセル以外でも【幻無拳>飛毛脚・後>幻無脚>秘伝・幻夢爆吐死魂】と『幻無拳』始動のヒット確認コンボとしても使用できます。
『呪怨死魂』は設置しやすくなっているので各攻撃から設置して一緒に攻撃したいですね。
キム
・【動】『EX版飛翔脚』の硬直時間を減少。通常技で追撃が可能です。
・【動】『トラ・ヨプチャギ』が屈みやられ状態の相手にヒットするように攻撃判定を強化。
・『半月斬』の硬直時間を増加。
・【動】『弱版空中半月斬』が屈みやられ状態の相手にヒットするように調整。但し、上方向の攻撃判定は短くなっています。
・【動】『EX版半月斬』カード時の硬直時間を減少。
・『鳳凰飛天脚』の性能を変更。どちらも空振り時の硬直時間を増加。
弱版:無敵時間あり、前方向にふっとばす性能
強版:無敵時間なし、垂直にふっとばす性能
・『弱版飛燕斬』の無敵時間を減少。また、上半身無敵のみになっているので要注意。
・【動】『EX版空中鳳凰脚』の追加。攻撃発生から数フレームのみ無敵時間が有ります。
山本P:『半月斬』の硬直時間が長くなっており、ガード時に反撃を受けてしまうので注意してください。
一方で、『トラ・ヨプチャギ』が屈みやられ状態の相手にヒットするように、また『EX版半月斬』は画面中央でも『トラ・ヨプチャギ』で追撃が可能になり、相手の状態、距離を問わずコンボ選択ができるようになりました。これまでと違い、色々な技で相手を間断無く攻めていきましょう!
K'
・【動】『EX版アイントリガー~セカンドシュート』の性能を変更。弾速がだんだんと早くなり2ヒットするように。
・ジャンプLK、HKの攻撃判定、攻撃判定持続時間の調整。
・【動】『空中ミニッツスパイク』が特殊追撃判定に。
・【動】『EX版空中ミニッツスパイク』の硬直時間を減少。
・『アイントリガー』の硬直時間を増加。派生も含みます。
・『ナロウスパイク』ガードの硬直時間の増加
・『弱版クロウバイツ』の無敵時間を減少。上半身無敵のみですので注意。
・『ミニッツスパイク』(空中含む)の性能を調整。相手との距離関係なく一定の早さで発生するように。
・【動】『EX版チェーンドライブ』が特殊追撃判定に。
・『ハイパーチェーンドライブ』が完全無敵に。
山本P:弱体の調整が多くありますが、AC版にはなかった『空中ミニッツスパイク』『EX版チェーンドライブ』の特殊追撃判定により追加ダメージを与えることが可能となっています。チャンスをのがさず積極的に追加ダメージを狙えば、弱体化を十分に補えると思います。
特筆すべきは『EX版セカンドシュート』の性能変更、これまで牽制として使われることが多かったこの技ですが、使い方によっては遠距離での主導権を握れるようになっています。
クーラ・ダイアモンド
・【動】立ちLKの調整。AC版に比べクーラが前方向に移動して攻撃しているのでリーチが増加されています。
・『スライダーシュート』の硬直時間を減少。
・『EX版レイスピン』の無敵時間を削除。
・【動】『EX版レイスピン~シット』の硬直時間を減少。
・『EX版ダイアモンドエッジ』の発生を早く調整。
・【動】『フリーズエクスキュージョン』の調整。追撃判定の強化と発生が早くなっています。
・『EX版カウンターシェル』の攻撃判定の強化。
山本P:パワーゲージ2本消費の超必殺技がどちらも強化されています。どちらもクーラが無敵になるので割り込みや対空に使用できます。全体的にパワーゲージを消費する技を使うことが多くなると思うので、パワーゲージ管理能力が試されるキャラクターです。
『EX版カウンターシェル』の攻撃判定を強化されているのでカウンターヒットでワイヤーダメージを狙っていくのも面白いと思います。
恒例の調整内容動画もこれで最終回!とはいっても公式ブログが終わるわけではないので、まだまだ色々な情報をお見せする為に動画をアップしていきたいと思います。
ひとまずは調整内容をどうぞ!
※上記動画は開発中のものであり、製品版とは異なる可能性があります。
以上、最終回:7キャラの調整内容をお伝えいたしました。
細かい内容が多く、間違って情報を伝えてないかどきどきでしたが、なんとか無事お伝えする事ができました。
次回はなにをお伝えするか、乞うご期待!
2011年11月 2日 パニール
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