様々な神々や妖精・神獣達の住むという天界。ある時この世界全体の統治者であった至高神アークオリオンが天界の他にもう一つ世界を造ることにしました。しかしそのためには天界の統治を誰か他の神に譲らなければなりません。
考えた末、アークオリオン神は自分の跡目を継げる神を決める「天界統一権争奪戦」開催のおふれを出しました。これを聞いて名乗りを上げたのがスサノオら百戦錬磨の八人の神々達です。彼らはみな天界屈指の実力者であり彼らが本気で戦う事は、天界で最強の神を決めるのと同じ事でした。それはかつて無い壮絶な戦いの始まりを予感させ、全ての者は事の成り行きを固唾を飲んで見守っていました。天界全土を巻き込んだ戦いは今まさに始まろうとしています。
…一方、その陰では邪悪な影がゆっくりと動きだそうとしていました。