200X年、江坂、清嶺大学を中心に物語は展開します。
夏休みを間近にひかえた7月1日からはじまり、7月31日にエンディングを迎えます。
前作から3年後の、あの頃と同じくらい暑い夏。
主人公、天樹優は私立清嶺大学の3回生。キャンパスライフを送りながらも、将来のことを考え始めなければいけない微妙な年頃です。
同じゼミで近所の女子寮に住む巳沢雫は、そんな彼を優しく見守り、相談に乗ってくれます。
隣の清嶺学園の生徒であり、義妹であり、共同生活をしている双葉ほたるは、自分のことを「お兄ちゃん」と呼び、慕ってくれています。
ほたるの先輩で幼馴染のキサラ・ウエストフィールドも、悪戯が過ぎるところはありますが、麻宮アテナのコンサートに誘ってくれたりして、元気に励ましてくれるいい子です。
大学の先輩である神楽ちづるは、教師という道もあることを教えてくれました。
大学長の秘書であるマチュアも、辛らつな口調ではありますが心配してくれているようです。
同級生のフィオリーナ・ジェルミが、最近なにか楽しい遊びを見つけたようです。
そういえば最近、ブルー・マリーという女探偵が、このあたりの捜査をしているようでした。
「今年の夏は何か起きるような気がするな……」
期待と不安が入り混じる夏のきざしの中、今度はどんなストーリーが始まるのでしょうか? |