ええ。


その時にロンが同世代の四天王まで手にかけてしまったおかげで四天王が一度に全員いなくなってしまったんです。
そこで、リンがロンに代わって西毒門のあらたな王になったのと同様にラン、サイ、チャトも、それぞれの流派の王となったわけです。

つまり、彼らは全員、繰り上がりで暫定的な王に就任し新世代の四天王になったというのが飛賊の正しい時系列なんです。
それぞれの流派の王たちがいっぺんにいなくなったわけですから、残されたほうもパニックになったことと思います。それでも、暫定とはいえすぐに次の王を立てて一族の建て直しにかかったのは、さすが鉄の規律を持つ飛賊といったところじゃないでしょうか。

２Ｄ制作部のほうからその話を聞いて、ぼくもようやく合点が行ったというか…
…いや、できれば『2001』の小説を書いてた時に教えてくれればよかったのに…というのが本音ですけどねｗ

なるほど。
そういうことがあったんでありますね・・・、納得であります。

では次の質問へ行くであります！
ハンドルネーム【愛琥珀】さんからのご質問であります。

「はじめまして！ファルコン様、戦闘員の皆様。
アルカディアで新キャラクターのシャオロンを見ました！
設定を見るとシャオロンはロンの側室の娘、デュオロンとは腹違い・・とありますが飛賊は一夫多妻制なんですか？」

というご質問が届いているでありますね。

了解です！

…これは２Ｄ制作部とファルコンさんはじめ我々とのやり取りで出来上がっていった設定の部分でもあるんですが、中国の奥地にひっそりと住んでいる伝説的な存在ですから、一夫多妻制が残っていても不思議ではない。という結論が双方より出ました。

特に飛賊では、より強い戦士をできるだけ多く育てる必要がありますから、強い男が複数の妻を持って子供をたくさん作るのは自然な流れです。

ただ、すべての流派が一夫多妻制をとっているというわけではなく、たとえばランが王の座を引き継いだ南帝門派では、闘うのは代々、女の仕事です。
ある種のアマゾネスみたいなものでしょう。
乱暴ないい方をすれば、南帝門派では男は女の子を生むための道具みたいなもの。
だからたぶん、一妻多夫制ということになるんでしょうかね？・・・ここは定かじゃないけど・・・。（笑）

飛賊と一言で言っても、それぞれの系統ごとにいろいろあるでごわすなぁ！！

実際これも設定のごくごく一部で、まだまだ語られていない部分は多いんですよね。
かなり壮大な設定があるので「今後２ＤでもＭＩでも語るチャンスがあれば出していきたいですよね！」と
２Ｄ制作部とはお話をしておりました。

具体的にお見せできるのがいつになるかはわかりませんが、まずはその断片的な部分をＭＩＡのシャオロンを通して垣間見てください。