みなさんこんにちは。ネオジオ博士です。本当に寒さが厳しくなってきましたが、みなさん寒さへの対策は万全ですか。ちなみに博士は白衣を重ね着することで寒さを乗り切るつもりです。結構あったかいのでみなさんも是非ご家庭でお試し下さい。(笑)
さて、講座3回目となる今回は前回お伝えしておりました通り、本作のグラフィックに関する変更点についてお話したいと思います。
■各種デモや表示物などのインターフェースの一新
はじめにオープニングを含めた各種デモ、ゲーム中のライフゲージなどのインターフェースについてですが、本作では全てにおいてデザインを一新致しました。
「KOF’98UM」ではオリジナルである「KOF’98」のイメージを極力崩さないようにと、元のデザインにアレンジを加えておりましたが、本作では見た目も一新させる方向性にすべく、オリジナルである「KOF2002」のデザインをあえて継承せず、一からの新規デザインに致しました。但し、オリジナル版に取り入れられていたサイバーな雰囲気は残すべきと考え、各種デモなどのデザインに反映しております。
<オリジナル版>
<UM版>
<オリジナル版>
<UM版>
<オリジナル版>
<UM版>
■MAX2カットイン演出の追加
MAX2の演出強化の一つとして、発動時のインパクトを与えるためにKOFシリーズ初となるカットイン演出を取り入れてみました。また発動時の背景演出もオリジナル版から変更を行い、カットイン演出と合わせてスピード感が出るようにしております。是非みなさんも実際のゲームで体感してみて下さいね。
■ステージ背景の一新
オリジナル版「KOF2002」のステージ背景は、ネオジオというハードスペックの制約により、色合いなど表現する上での限界もありましたが、本作はプレイステーション2という事でスペックの制約に囚われる事なく、全てのステージ背景を色彩的にバリエーションあるものへと一新致しました。
そんな変化を遂げたステージですが、既にスクリーンショットとして各方面で紹介されております日本ステージ(学校)、カンボジアステージ(遺跡)、台湾ステージ(極限流道場)、韓国ステージ(東テグ駅前)、イタリアステージ(地中海)、クローンラボステージとは別に、ステージの一部であるアメリカステージ(ミュージカルホール前)とネオジオワールドステージのスクリーンショットをご用意させていただきました。ちなみに本作のステージ背景では歴代のネオジオタイトルに登場した様々なキャラクター達が配置されています。是非みなさんもどの様なキャラクターが登場しているか探してみて下さいね。
最後にステージの設定についてですが、本作ではランダムで選択される設定とは違い、初期KOFタイトル同様、チーム(キャラクター)ごとにステージが設定されております。京チームなら日本ステージ、怒チームとマスターチームならカンボジアステージといった様に、“チーム”、“ステージ”、“BGM”を一体化させ、よりゲームの雰囲気や臨場感を表現させております。
もちろん今回紹介したステージ以外にもまだまだございます。今後もご紹介していきますので、楽しみにしていて下さいね。
<アメリカ−ミュージカルホール前>
<ネオジオワールド>
以上、今回はグラフィックに関する変更点をお話させてもらいました。
と、ここでみなさんに告知です。既にバナーでも告知しておりますが、11/29(土)13時よりエンターブレイン社2階「WinPa」にて、アルカディア編集部共催による「THE KING OF FIGHTERS XIIプレミアイベント」を開催致します。ここでは「KOFXII」だけでなく、「KOF2002UM」の最新版を試遊できるコーナーをご用意しております。製品版では特定の条件を満たさないと使用することが出来ないボスキャラを開放した特別バージョンを用意しておりますので、ご興味のある方は是非足を運んでみてください。ちなみに博士も当日ステージイベントを行いますので、汚れた白衣を見かけたら気軽に声をかけてくださいね。
それでは次回の講座でお会いしましょう。