みなさんこんにちは。ネオジオ博士です。いよいよ「KOF2002UM」の発売日が来週に迫ってきました！既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、今回はなんと初回特典として各キャラクターの基本コンボとマニアックコンボが収録された「スペシャルコンボDVD」付きです。ネオジオ研究所員が手掛けた30分以上にも及ぶ渾身のボリュームとなっておりますので、是非ゲットして下さいね！
さて、それではチーム紹介のラストを飾る“第6回目”は、ネスツチーム、マスターチーム、クローンチームを紹介していきたいと思います。またチーム結成の経緯についても合わせてご紹介させていただきます。
ネスツチーム
クーラはもとより、アンヘルもまたチームリーダーには不適任だった為、クーラの保護者を自任するフォクシーが参戦。しかしフォクシーはネスツ上層部の動きや新たに参戦が決まったクローンチームの動きに不穏なものを感じている。そしてもう一人、ネームレスの存在もフォクシーには気になるものであった。
■クーラ
ネオジオ版でMAX超必殺技だった“ラ☆カチョーラ”が、技の発生を早め、超必殺技へと変更されました。調整面においては強化された点として“弱クロウバイツ”の無敵時間が増加、弱体化した点として“遠距離弱K”が連打キャンセル不能となり攻撃判定が弱体化、また“弱レイスピン”においては、発生時の無敵が削除されたことにより、中間距離での対戦に注意を向けなければいけなくなりました。
■フォクシー
「KOF2001」からの参戦となるフォクシーは、新超必殺技として相手をネスツの旗に包んで斬りつける“シュレディンガーの猫”が追加されました。これは対空としてだけでなく割り込みにも使える技となっています。調整においては「KOF2001」をベースに“プレニルニウム”と“ノアの記憶”の技の硬直を増加、“知恵の樹”ガード時の硬直を増加、ジャンプふっとばし攻撃判定の弱体化などが挙げられます。
■アンヘル
変更点として“アンチェインサークル”中しか発動できなかった“ロイヤリティーテストフォーリベラリスツ（MAX版含む）”が単発で発動できるようになりました。また“ブルーマンデーパレード”成立時の追加入力技であるMAX2“サヴァイヴァーズバンケット”においても、相手ダウン時のみ単発で発動可能な追撃技になりました。ただダメージが大きい反面、発動のタイミングが他のダウン追撃技と比べシビアになっておりますので、是非とも練習して狙えるようにしましょう。
マスターチーム
部下たちの今の実力を確認したいハイデルンに、弟子の成長を直に感じたいタクマとチンが合流して結成されたチーム。各々部下や弟子達と久しぶりに拳を交えることに、期待と興奮を覚えていた。
■ハイデルン
「KOF2001」から参戦となるハイデルンの一番の大きな変更点は、“ムーンスラッシャー”、“クロスカッター”、“ネックローリング”の必殺技コマンドがシリーズ当初の溜め系コマンドに変更された事です。ベースが「KOF2001」という事もありますが、ハイデルンというキャラの持つイメージや方向性を考え、今回溜め系コマンドへ変更致しました。その他調整点としては、より利用価値を高める為“ネックローリング”を打撃技から投げ技に変更、“強ムーンスラッシャー”の無敵時間減少と硬直を長めに調整しました。
■タクマ
新必殺技として“三戦の型（さんちんのかた）”が追加されました。この技は「KOF’99」に存在した同名の技とは違い、“三戦の型”のモーション中は相手からの攻撃をその場で防ぐ打撃防御技となります。主に相手の飛び込みからの連続攻撃や多段ヒット技を“三戦の型”で受け、隙ができたところに攻撃を叩きこむといった使い方があります。ただモーション中は投げ抜けできないという弱点もあるので注意が必要です。他にはMAX2“虎殺陣”の演出面強化や、“真・鬼神撃”を1フレーム投げに調整した点が挙げられます。
■チン
ひょうたんを回転させ相手の飛び道具を跳ね返す新技“転地酔八仙撃”が追加。これは対空にも使えるので、飛び道具と飛び込みに弱かったチンの弱点を補う効果があります。また超必殺技には“酔杯靠”の強化版となる“酒仙靠”が追加。これは1回の発動で“酔杯靠”5回分のストック溜めが可能な為、今まで以上に飲酒状態専用技の使用機会が増えました。その他の調整点としてはMAX2“酔操炎舞”の炎が発動直後から操作可能となり、ボタンを押すことで任意に爆発させることができるようになりました。
クローンチーム
ネスツによって生み出されたクローン兵士達によるチーム。KOF参戦は一種の実戦テストで、戦闘によって得られたデータは究極の兵士を作るためのデータとして、全てネスツの元へと送られる仕組みになっている。
■KUSANAGI
クローンチームのリーダーであるKUSANAGIには、新超必殺技として“千九百九拾九式・霧焔”が追加されました。これは強攻撃から繋がるだけでなく、相手の攻撃の割り込みにも使える技となっています。またダウン回避不能な為、ヒット後は継続して攻めを行うことも可能です。調整点としては“闇払い”の硬直が短縮、特殊技“八拾八式（
＋強K）”の初段がキャンセル可能になり、弱攻撃からの繋ぎがより豊富になりました。
■京−１
「KOF’99」から参戦となる京−１には、炎を地面に走らせる新超必殺技“朱天祓（しゅてんばらい）”が追加されました。“弱版”は通常技から繋げる事ができ、“強版”は発生が遅い分、ヒットすると長いのけぞり状態となります。なおダウン中の相手に当てることも可能です。調整に関しては、“穂振（→＋弱K）”や“蒼鬼、大蛇薙”の発生速度が向上、“しゃがみ強K”がキャンセル可能になる等、「KOF’99」当時の重い動きを和らげました。
■京−２
京−1と同じく「KOF’99」からの参戦となる京−2は、追加入力により炎のついたR.E.D.キックを繰り出す“鬼焼き”の強化版“布都御魂（ふつのみたま）”が追加されました。攻撃発生時まで無敵かつ対空技として優秀な技ですが、攻撃方向が真上となるので、発動時は相手を引きつけるようにしましょう。調整に関しては、“R.E.D.キック”がしゃがみ状態の相手にヒットするように、また“小ジャンプ強K“のめくり性能が強化されました。
以上、第6回目のチーム紹介をさせていただきました。チーム紹介としては今回がラストとなりますが、次回発売日にお届けする博士講座ではボスキャラクターを紹介したいと思います。それではまた次回の講座でお会いしましょう！
