みなさんこんにちは。ネオジオ博士です。ついにアーケード版「KOF’98UM」の稼動が本格的に開始されましたー！みなさんはもうプレイしていただけましたか？もしまだプレイされてない方は是非お近くのゲームセンターまで足を運んでいただいて遊んでもらえれば幸いです。
新システム、新規参戦キャラや新技、そしてバランスを追及した数多くの調整点などなど･･･、是非生まれ変わった「KOF’98」を楽しんで下さいね。

それでは早速、今回の講座は前回に続き新規参戦キャラクター紹介“第2回目”として、「KOF’96」から新規参戦を果たした96ボスチーム“ギース・ハワード”、“ヴォルフガング・クラウザー”、“Mr.BIG”の3キャラを紹介していきましょう。


■悪のカリスマ　“ギース・ハワード”
本作のギースは「KOF’96」をベースに、特殊技となる“雷光回し蹴り”、ダウン中の相手を掴んで投げる必殺技“雷鳴豪破投げ”、下段の攻撃を受けた後に相手を上空へ放り投げる“下段当て身打ち”、超必殺技として“デッドリーレイブ”が追加されています。この他にも通常投げ技扱いの“真空投げ”が必殺技へと昇格されており、“レイジングストーム”が「リアルバウト餓狼伝説」同様に巨大なエフェクトのものへと変更されています。
そんなギースの博士オススメ技は“烈風拳”と“飛翔日輪斬”の2つです。
“烈風拳”は近距離、中距離でのジャンプ防止、暴れ対策として出すと非常に効果的です。またEXTRAゲージならクイックMAX発動（ダブル烈風拳は不可）する事で、技の隙を軽減させて次の攻撃や防御に転じやすくなります。
もう1つのオススメ“飛翔日輪斬”は画面端でヒットさせた場合、相手に追撃判定が残っているので、2段目をクイックMAX発動すると、超必殺技をはじめとする様々な技で追撃を行うことが可能です。ここは練習して一発逆転を狙ってみるのもいいかもしれませんね。最後に特殊技“雷光回し蹴り”の豆知識を１つ。この技は通常キャンセルをすることが出来ませんが、「リアルバウト餓狼伝説2」の様に、“雷鳴豪破投げ”のみ空振りキャンセルをかけることが出来ます。博士お気に入りのテクニックですよ。

■絶対なる脅威　“ヴォルフガング・クラウザー”
今回のクラウザーには必殺技として1フレーム投げの“リフトアップブロー”と当て身技の“フェニックススルー”、超必殺技としては乱舞技である“アンリミテッドデザイア”、そして絶大な投げ間合いを誇る“ギガティックサイクロン”など｢リアルバウト餓狼伝説シリーズ｣からの技が数多く追加されました。また“カイザーウェイブ”も同シリーズの性能に準拠して、3段階までの溜めが可能となりました。但し、最大溜めで発動してもガード不能になったり、回避動作中の相手に当たったりはしませんので注意して下さいね。（笑）
そんな大幅なパワーアップを果たしたクラウザーの博士オススメ技は“カイザーデュエルソバット”と“アンリミテッドデザイア”の2つです。
1つ目の“カイザーデュエルソバット”は、弱だとその場で回転蹴りを繰り出し、ヒット時はダウンしない吹き飛び状態に、強だと大きく移動しながら回転蹴りを繰り出し、ヒットすると相手はダウン状態となります。地上コンボ用、また攻撃を継続して相手を固めることもできますが、実は2発目の蹴りをキャンセルすれば“ブリッツボール”と“レッグトマホーク”を出すことが出来ますので、ガードされた際のフォローとしても効果的です。ただ、あまり乱用すると相手に動きを読まれてガードキャンセルふっとばしやガードキャンセル緊急回避で反撃される恐れがあるので、必要以上に使用するのは控えましょう。
それともう1つのオススメ技“アンリミテッドデザイア”ですが、こちらは発動直後が無敵の為、対空用として使うのが良いでしょう。またノーマル版ヒット時はフィニッシュのレッグトマホークに対して画面端付近だと浮いている相手に近距離Dなどの通常技で追撃ができるので、そこから更に攻め立てることが可能となります。
前作「KOF’96」では投げキャラとしてのイメージが強いキャラクターでしたが、本作では打撃でも戦えるキャラとなっておりますので、是非みなさんも新しいクラウザーの戦い方を研究してみて下さい。

■暗躍する暴力　“Mr.BIG”
本作のMr.BIGには中段の特殊技“プリックスティック”と、1フレーム投げの“ドラムショット”、超必殺技投げの“ライジングスピア”が追加されました。
それでは早速Mr.BIGの博士オススメ技として“スピニングランサー”と“ドラムショット”2つの技について解説しましょう。
まず1つ目のオススメ技である“スピニングランサー”ですが、本作では飛び道具を跳ね返す性能が加わりました。また発生も早くリーチも長いので、反射系の技としてはピカイチの性能を誇っています。飛び道具を出した相手にとっては、状況次第で避ける間もなく跳ね返された飛び道具を食らってしまう可能性もあるので、飛び道具を持つキャラにとっては恐れられる存在になるかもしれませんね。
次にもう1つのオススメ技“ドラムショット”ですが、通常技以外の崩し手段として有効です。中段技である“プリックスティック”を攻めの最中に混ぜながら、警戒して立ちガードした相手を投げるという戦法が効果的でしょう。

以上、96ボスチームの3キャラクターを紹介させていただきました。次回の講座は新規裏キャラクター“裏キング”と“裏山崎”についてご紹介したいと思います。
もしどこかのゲームセンターで博士と対戦することがありましたら、その時はどうかお手柔らかにお願いしますね。それではまた次回の講座にてお会いしましょう！